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【全館空調をお考えの方へ】基礎断熱で起こるシロアリ被害への対策

公開日 2021.09.27
更新日 2021.09.25
健康的な住まい全館空調高気密高断熱

全館空調を導入したい、もしくは、高気密・高断熱住宅を建てたいとお考えの方にとって、心配事のひとつに「基礎断熱のシロアリ被害」があると思います。残念なことに現時点では、シロアリ被害を100%なくすことは不可能と言われています。では、どのようにすれば被害にあう確率を減らせるのでしょうか。今回は、「家を建てるとき」と「家を建てた後」のシロアリ対策についてご紹介します 。

目次

ポイント

①「ベタ基礎」「基礎内断熱」で侵入を防ぐ!

シロアリを住宅に侵入させにくい基礎の種類と、被害に遭いにくい断熱方法です。


②基礎部分にシロアリが嫌う環境を作る!

通気が良く点検できる基礎部分を作ることで、シロアリが住みにくい環境を作ります。

シロアリ被害を受けにくい「ベタ基礎」と「基礎内断熱」

ベタ基礎

シロアリの80%が住宅基礎部分からの侵入とされています。基礎工事には様々な種類がありますが、「ベタ基礎」という工事がシロアリ対策には有効とされています。コンクリートで床下一面を覆うベタ基礎は、点検や換気がしやすく、シロアリが地中から床下へ侵入しにくいと考えられています。

ベタ基礎のイラスト

基礎工事の詳細はこちらを御覧ください。

【欠陥住宅を防ぐ!】新築を検討するなら、基礎工事を理解しておこう

基礎内断熱

近年、夏は涼しく、冬は暖かい「高気密・高断熱住宅」が注目されています。室内の空気が逃げにくく、外気温の影響を受けにくいため、家全体が密閉・保温された空間になり冷暖房効率が良く、光熱費が抑えられると言われています。高気密・高断熱住宅では基礎部分にも断熱材を使用します。基礎断熱には「基礎外断熱」と「基礎内断熱」があります。シロアリ対策に有効な方法が、断熱材を基礎立ち上がりの内側に張る「基礎内断熱」です。

基礎内断熱のイラスト

基礎断熱の詳細はこちらを御覧ください。

『基礎断熱』とは?『床断熱』との違いとメリット・デメリット、種類について

しかし、
「ベタ基礎」「基礎内断熱」にしただけでは、シロアリの侵入を防ぐことはできません。

ベタ基礎・基礎内断熱でも、シロアリを100%ブロックできない

シロアリに強いとされるベタ基礎には「継ぎ目に隙間が生じやすい」というデメリットがあります。隙間なく床下が覆われているように見えても、実際にはコンクリートに小さな隙間が生じていて、そこからシロアリが侵入してくることがあります。

ベタ基礎・基礎内断熱でも、シロアリを100%ブロックできない

また、シロアリは目が見えず、前に進むために何でもかじってしまいます。

シロアリは雑食性昆虫で、加害力の強烈な昆虫ですので、木柱、まくら木、木柵、杭木などの木材のほか、生きた樹木や農作物、プラスチック・ゴム類、繊維類、皮革類をも加害します。ネコやネズミなどの動物の死骸、墓地や納骨堂の人骨まで侵す場合もあります。さらに、煉瓦やコンクリート、金属も軟らかい鉛や薄板は加害します。

出典:日本しろあり対策協会

では、どのようにすればシロアリ被害が無く、高気密・高断熱の過ごしやすい住宅が建てられるのでしょうか?次にシロアリの生態、シロアリ被害と有効な対策についてご説明します。

シロアリって何?どうやって入ってくるの?

シロアリは”森の分解者”

シロアリは、一般的に害虫というイメージがあると思います。しかし実は、地球上で最も数の多い昆虫と言われ、自然界ではシロアリがいなければ生態系が成り立たないほど重要な役目を担っています。シロアリは木の幹に豊富に含まれる「セルロース」を栄養とする数少ない生物で、倒木などを土に還すため”森の分解者”と呼ばれています。そんな、自然界では必要とされるシロアリが、人間の住む住宅にとっては恐ろしい天敵となってしまうのです。

シロアリって何?

シロアリはどのように侵入するのか

日本の住宅に被害をもたらすシロアリは、おもに「ヤマトシロアリ」「イエシロアリ」「アメリカカンザイシロアリ」の3種類です

シロアリの種類と侵入経路

下記の図は横にフリックして全体を見ることができます
住宅に被害を及ぼす
主なシロアリ
ヤマトシロアリ イエシロアリ アメリカカンザイシロアリ
生息地域・分布 北海道北部を除く日本全土 千葉県以西の本州南岸 宮城県から沖縄まで24都道府県に点在
侵入経路 主に床下から侵入 主に床下から侵入
  • 飛んで窓から侵入
  • 輸入家具から侵入

シロアリの80%が地中から侵入

シロアリの80%は、地中の巣から蟻道(ぎどう)という専用道路をつくり、そこを通って住宅に侵入してくると言われています。配管などのすき間から侵入することもあります。

ヤマトシロアリの蟻道

地上からコンクリートの基礎に蟻道を作り、木材に向かって蟻道を構築する様子

イエシロアリの蟻道

住宅基礎外部にできたイエシロアリの蟻道

シロアリ被害の特徴はなんといってもスピードが早いことです。1年~数年で家をボロボロにされてしまうことも少なくありません。被害が進むと、家の修繕工事が必要になり、数十万ほどの出費となってしまうこともあります。そうならないためにも、新築時より定期的な点検が必要です。この蟻道に早めに気づくことが出来れば、被害を最小限に抑えることができます。住宅の内部・外部にこのような蟻道(ぎどう)が見られたら、早めに専門業者へ調査依頼をしましょう。

シロアリの被害は恐ろしい

被害を受けやすい場所

シロアリ被害の発生しやすい環境は「湿度が高く、暖かい」「食べ物が豊富にある」「外敵がいない」場所です。住宅でこのような環境を満たすのは、以下の場所があげられます。

  • 床下
  • 屋根裏・天井裏
  • 和室の畳周り
  • 押入れ
  • 玄関
  • お風呂・トイレ・洗面所などの水場
  • 窓の結露がたまりやすい場所
  • ウッドデッキ
床下
床下

柱
玄関
玄関
洗面所
洗面所

参照:シロアリ被害写真館

シロアリが好む場所は家の中にたくさんあります。

シロアリ対策をしましょう

新築住宅でシロアリ対策をすることで有効な方法

  • 床下など点検しやすいつくりにすること
  • シロアリ被害にあいにくい木材を使用する
  • シロアリの侵入経路への対策

床下を風通しがよく点検しやすいつくりにする

シロアリが好むのは、湿気が多くて風通しの悪い場所です。そのため、床下が絶好のポイントとなります。通気性があり、定期的に点検できる床下の建設や、床下空間の環境を保つ方法として床下冷暖房を使用する事も効果的です。

防腐・防蟻の不要な木材を使用する

住宅を建築する際に、防腐・防蟻の不要な木材を使用し、シロアリ対策を万全にしておくと安心です。

侵入経路への対策

配管の隙間部分などに薬剤を散布・注入し、侵入経路からシロアリを遠ざけましょう。

薬剤散布は効果的な方法ですが、床下冷暖房や全館空調を導入すると、床下へ一般的な防蟻薬剤の散布できない場合があります。以下の情報を参考にしてください。

床下冷暖房を導入する場合の防蟻方法

オンレイのECO床暖は基礎空間を活用して居室空間全体を冷暖するシステムです。その為、土台・大引など床下空間に薬剤を使用した一般的な防腐・防蟻剤は使用せずに以下のいずれかを推奨しています。

オンレイ 土台・大引の防腐・防蟻

下記の図は横にフリックして全体を見ることができます
エコボロン タームガードシステム 防腐・防蟻の不要な木材
ホウ酸を使用した防腐・防蟻剤で、人体に悪影響を及ぼす心配がありません。 室内に薬剤が流入しない建物の外周で防蟻を行います。 ヒノキ・ヒバなど薬剤処理の必要のない木材で土台・大引を建設。

まとめ

いかがでしたでしょうか?高気密・高断熱住宅のシロアリ対策として、「ベタ基礎」「基礎内断熱」が効果的とされています。しかし、それだけでは100%シロアリの被害を防ぐことはできません。シロアリの生態をきちんと知り、シロアリにとって住みにくい環境にしておくことも大切です。床下環境の維持方法としてオンレイECO床暖の導入も有効な対策です。新築時にシロアリ対策をして、安心して長く暮らせる住宅を作りましょう。

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