一年の半分以上冷暖房を使う私達のくらし
夏に冷房が必要になるのは6月下旬から9月下旬までの約3か月間、冬に暖房が必要になるのは12月中旬から4月初旬の約3.5か月間と言われています(地域差や個人差があります)。
合計すると、約6.5カ月間、年間の半分以上は何かしらの冷暖房が必要な期間ということになります。
生活の半分以上の時間を共にする冷暖房は「健康的」で「快適」でありたいものです。
- 人間が不快に感じる温度環境が分かる
- 適切な体感温度のための冷暖房の使い方を紹介
目次
快適性の見える化
空調は目に見えるものではないので、その評価も判断も難しくなりがちです。
私たちは、空調の不快な要素を明確化し、それらを取り除くことが快適さにつながります。
温熱環境を不快にする4要素
- 不均一放射
- 床温度
- 上下温度分布
- ドラフト
床、壁、天井の表面温度差からの不快。(窓際は寒く感じる)
理想の室内床温度として、19℃~26℃が推奨されています。
この範囲を超えてしまうとと寒さ/暑さを感じます。
一般的に人は、くるぶしと頭の温度差3℃以内が快適に感じると推奨されています。
この温度差が大きくなると、補助冷暖房具や防寒具が必要だと感じていきます。
エアコン等からの、体に直接感じる不快な気流。弱風でも長く当たっていると寒さ/暑さを感じます。
オンレイECO床暖システムは、このような温熱環境を不快にする4要素を無くす冷暖房方式を開発し販売しています。
適切な冷暖房とは”体感温度が快適である”こと
暑い・寒いという身体が実際に感じる温度のことを「体感温度」と言います。その体感温度には2つの要素が影響しています。
1つ目は身体が触れる空気によるものです。その空気を冷暖するために、暖風や冷風を身体にあてるのが従来型のエアコンや扇風機などです。
もう1つは、床・壁・天井の表面温度によるものです。身体が触れる空気は実はこれらの表面温度によって暖められたり冷やされたりします。実は室内の空気を冷暖するよりも、床・壁・天井の大面積の表面温度を適正にするほうが室内の温度を調節し長時間保つことができて、体感温度を快適にすることができるのです。
オンレイECO床暖システムは、床下の基礎全体を暖め、輻射熱を住宅の内側全体に伝えて、床・壁・天井の面から空間を暖める方式なので、設定温度よりも体感が快適に感じられるような空調を届けます。
よって、冬季は設定温度よりも暖気を発することはありませんので、必要以上に湿度を奪うことはありません。
床面に長時間座っていても低温やけどの心配も全くありません。
夏季は無風で涼やかな冷気を床から発して自然対流により室内を快適な温度に保ちます。 設定温度以下の冷気は発生しないので、足元が冷えることもありません。