「せっかく注文住宅を建てるならおしゃれな住宅にしたい!」「でもおしゃれな住宅にするためのポイントが分からない」という方は多いのではないでしょうか。
今回は、おしゃれな注文住宅のデザイン事例や、注文住宅で押さえておくべきポイントについてご紹介します。
- 金額ごとに住宅を紹介
- おしゃれな住宅の写真をまとめてたくさん見られる
- おしゃれな住宅に共通するポイントのまとめ
目次
費用別おしゃれな注文住宅事例
1,000万円代の注文住宅7選
事例1:イエローがアクセントの遊び心のあるデザイン住宅
画像引用元:不動産・住宅サイト SUUMO
QLASHISA高草木工務店が設計したイエローがアクセントの色とりどりのカラーをちりばめたデザイン住宅。壁は白、床は無垢材フローリングで統一されているため、ごちゃついた印象がなく洗練されており大人の遊び心を感じるデザインです。
事例2:吹き抜けや大きな窓で開放的に!桜が堪能できる家
画像引用元:フリーダムアーキテクツデザイン株式会社
フリーダムアーキテクツデザイン株式会社がデザイン設計を手がけた、桜の並木道に面した住宅。 コンパクト設計ですが、桜並木を切り取るピクチャーウィンドウや空間をつなぐ吹抜けが開放的な印象です。
事例3:大空間のある家 ZERO-CUBE
画像引用元:オレンジハウス静岡
基本性能のクオリティーを大切にしながら、徹底的にムダを削ぎ落とした美しいデザインの四角い家ZERO-CUBE。上画像の住宅はオレンジハウス静岡が施工を担当しました。
グレーと木を組み合わせモノトーンなデザインが落ち着きのある雰囲気を醸し出しており、家が広く見える吹き抜けの階段、高い天井が魅力的なデザイン住宅です。
事例4:20坪台のリゾート風おしゃれな家
画像引用元:不動産・住宅サイト SUUMO
スキップフロアで居住空間を分けた立体的な間取りのデザイン住宅。片側全面に大きくとった窓が印象的なこの住宅は、ネクストハウスによる平屋のパッケージプランです。
リゾート風の広いテラスが魅力的です。
事例5:吹き抜けのリビングが明るく、広々、快適な住宅
画像引用元:不動産・住宅サイト SUUMO
大和屋株式会社が設計デザインした、吹き抜けの梁(はり)が印象的なパッシブデザインを取り入れた住宅。
白い壁と木の質感、アーチの壁が優しい雰囲気を出しており、カラフルなドアが遊び心を感じるデザインです。
事例6:自分たちの趣味が楽しめるショーケースが印象的な住宅
画像引用元:建築家O-uccino(オウチーノ)
K+Yアトリエ一級建築士事務所が設計した、趣味のフィギュアを飾ることができるガラスショーケースのある吹抜けが象徴的な住宅。
自然素材に包まれた柔らかい印象の住まいです。
事例7:狭小3階建て コンパクトだけどおしゃれな家
画像引用元:不動産・住宅サイト SUUMO
タイコーアーキテクトが設計した狭小3階建ての住宅。約58m2(17.5坪)と狭小の敷地条件の中で、2階のLDKをもっとも開放的な空間にするために、1Fに洗面・お風呂をレイアウトされています。シンプルな中でもグレーを基調にした無彩色のコーディネイトの中にオークの無垢材の天然の素材による質の暖かさがミックスされた上品なデザインです。
2,000万円代の注文住宅7選
事例1:自然が一望できる平屋住宅
画像引用元:不動産・住宅サイト SUUMO
新進建設が設計した自然が一望できる大きな窓が開放的な住宅。豊かなロケーションを活かすため平屋づくりとなっています。
ロフトとつながる吹き抜けや別荘を彷彿(ほうふつ)させる薪ストーブが、屋根の下でもキャンプをしているような楽しい感覚を感じさせます。
事例2:キャンプ場のような雰囲気のある住宅
画像引用元:フリーダムアーキテクツデザイン株式会社
フリーダムアーキテクツデザイン株式会社がデザインしたキャンプ場を彷彿(ほうふつ)させる住宅。杉の足場板や縞鋼板(しまこうはん)など武骨な印象に仕上がる素材を採用し、施主の「自宅の庭でホームキャンプをしたい」という要望を見事に叶えた住宅です。
事例3:大きな吹抜けが気持ちいいスタイリッシュな家
画像引用元:不動産・住宅サイト SUUMO
大きな吹抜けや、無垢床や梁(はり)などの木の質感が心地よいLDK。壁やタイルのグリーンが爽やかなアクセントのオリジナリティがあるデザインです。
設計・デザインは株式会社トミオが担当しています。
事例4:内と外がつながるリビングデッキを持つ家
画像引用元:不動産・住宅サイト SUUMO
施工主の要望は「自然環境と眺望に恵まれた敷地のロケーションを最大限に活かす住宅」。この要望に対しシグマ建設が提案したプランは、スキップフロアのLDKを外のウッドデッキまで延長した内と外が自然とつながる住宅。幅8m、奥行き約3.5mのウッドデッキは贅沢なプライベートスペースです。
事例5:中庭に面した開放的な空間が特徴の住宅
画像引用元:不動産・住宅サイト SUUMO
内部は中庭に面した開放的な空間で、吹き抜けからの光もたっぷり降り注ぐ住宅は、外からの視線を気にせず自然光を存分に満喫できます。デザイン・設計を担当した板井建設は、モダンで洗練された住宅を得意としている会社です。
事例6:大きなブリッジが印象的な無垢材を使ったオシャレな注文住宅
画像引用元:不動産・住宅サイト SUUMO
新進建設が設計したダイナミックな吹き抜けが印象的なリビングが印象的な住宅。フロアには高級感のあるチークの無垢材を使用しており落ち着いた雰囲気を醸し出しています。
2階の廊下は橋のようで住宅でありながら美術館のようです。
事例7:リビングに面して設けた中庭がプライベート空間を演出している住宅
画像引用元:フリーダムアーキテクツデザイン株式会社
1階から2階までの階高を抑えることで、家族との距離感が近い空間設計が実現した家族がつながる家。リビングに面して設けた中庭から自然光をふんだんに取り込むことができます。
フリーダムアーキテクツデザイン株式会社によるデザイン・設計です。
3,000万円代の注文住宅7選
事例1:明るい中庭 ガレージも備えた理想の家
画像引用元:Offi-Suvaco(オフィスバコ)
建築家久保田典明氏がデザインした中庭を中心としたガレージ付きコートハウス。ガレージ側の壁を白くすることで、日中はもちろん、朝日や夕方の日照も反射させて、日暮れ時まで明るい居室となっています。
事例2:中庭を中心としたプランで構成されたオシャレな住まい
画像引用元:フリーダムアーキテクツデザイン株式会社
フリーダムアーキテクツデザイン株式会社が設計した、自然光が各所から入り込む明るい住宅。中庭と東側の庭に面して大開口を設け入る光が柔らかく拡散し、光で包まれたような明るい空間を実現させています。
事例3:ペットと人が自由に暮らす家
画像引用元:不動産・住宅サイト SUUMO
犬と猫と暮らす施主は「ペットをのびのび自由に生活させてあげたい」という思いで依頼した注文住宅。むき出しの梁(はり)を利用したキャットウォークなど、犬や猫の習性が生きる設計プランになっています。
石山工務店による設計デザインです。
事例4:サーフスタイルの家
画像引用元:重量木骨の家
株式会社じょぶが設計したカリフォルニアテイストの家。南面からの光を有効に採り込んだLDKは、板貼り天井やグレーに塗装した無垢床で海を感じるデザインになっています。
事例5:天井高4m超の大空間 高級ホテルのような家
画像引用元:不動産・住宅サイト SUUMO
窓が全方位に配置されていて、周りの建物に干渉されず、時間経過も関係なく豊かな採光を安定的に得られる住宅。2階LDKに設計された4m超の高天井が開放的な、ホテルのような家です。アールギャラリーによる設計です。
事例6:吹き抜けにより家中の空間がつながる一体感のある家
画像引用元:不動産・住宅サイト SUUMO
モダンな雰囲気と吹き抜けが見事にマッチした、開放的で一体感のある住宅。株式会社さくらが設計したこの家は、3階建てにして1階をガレージ、2階、3階を吹き抜けにすることで日当たりがよく風通しのいい吹き抜けの持ち味を生かした住宅となっています。
事例7:シンプルなデザインで立体的な変化を楽しむ家
画像引用元:フリーダムアーキテクツデザイン株式会社
玄関から入ると和室→リビング→ダイニングキッチンの順で各空間が少しずつズレながら繋がり、どんどんと奥へと導かれるような造り。
設計デザインはフリーダムアーキテクツ株式会社によるものです。
おしゃれな家を建てるために
押さえておくべきポイント5つ
ここまで費用別におしゃれな注文住宅事例を見てきましたが、実際におしゃれな家を建てる時のポイントについて見ていきましょう。
ポイント1:壁と床のデザインはシンプルに
ベースとなる壁や天井はシンプルにることで、見せ場となる部分を絞って見せることが可能です。ドアやキッチン台をアクセントのあるカラーにしたり、ソファや小物の色で遊びたい場合など、壁と床の主張をシンプルにすることでスッキリとおしゃれに見えます。
ポイント2:リビングは「開放感」を持たせた心地よい空間に
リビングは友人や来客などを招く部屋でもあり、訪問客の印象に残ります。 家族も訪問客も、全員がゆったりとくつろげるスペースにするには、リビングに「開放感」を持たせることが重要です。リビングを広く見せるには吹き抜けが人気となっており、また、大きな窓を取り付ければ採光や風通しも確保できます。
ポイント3:生活感が出がちな水回りは機能的に
キッチンやお風呂、洗面所にトイレなどの水回りは、できるだけ使いやすく設計することがポイントです。
動線が重ならないこと、収納しやすくスッキリしている状態を保てること、などを心がけたデザインにしましょう。
ポイント4:間接照明を設置し洗練された雰囲気を演出する
部屋全体を明るく照らす照明よりも、必要なところに必要な分の明かりを入れることでメリハリのある空間に仕上げることができます。リビングとアイランドキッチンを照らす埋め込み式のダウンライトや間接照明など、光をバランスよく配置するようにしましょう。
ポイント5:インテリアのテイストを統一する
居室によってテイストの異なる住宅は、アンバランスな印象になりがちです。全体的に統一感がとれた住宅はおしゃれな印象になりますので、初めて注文住宅を建てるのであればテイストをまとめるようにしましょう。
まとめ
今回はおしゃれな注文住宅の事例をご紹介しました。
事例の多くは、開放感のある広いリビングが印象的であり、吹き抜けを採用している設計が目立ちました。吹き抜けの場合は、あらかじめ暖房効率について事前に検討しておくことをお勧めします。
また、壁や床をシンプルに統一感を持たせるだけでまとまりのあるデザインに仕上がっている住宅が多いので、インテリアを決定する前に壁材と床材について検討するとよいでしょう。